かかりつけ湯 温泉成分分析書読み方講習会

伊豆見(いずみ)

2012年11月22日 12:29

先日の温泉分析書読み方講習会をリポート!

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11月19日に伊豆市役所別館の大会議室にて、
温泉ライターの西村 りえさんをお迎えして、
温泉成分分析書読み方講習会が行われました。


まず最初に、温泉水は蒸発した水分が雨となり大地に降り注ぎ、地下水等として
巡りめぐった地球規模の循環水であることを聞きました。
なるほど、「自然」てすべてがうまく繋がっているものなんだなと
ジオツアーに引き続きここでも思い知らされました。



お宿の皆さんも温泉の魅力をお客様にもっと上手にお伝えしたいと
満員の大会議室で真剣に講座を聞いていました。



温泉はいろいろな角度から見てみると、様々な発見ができます。
りえさんは塩化物泉の温泉に入ると、体の中から元気がわいてくる感覚を持たれるそうです。
また、硫酸塩泉は透明感があり、ガラスのようにキラキラした輝きのあるお湯だそうです。

液性による温泉の分類では、アルカリ性の温泉は皮膚膜の脂を溶かし、
つるつる、ぬるぬるした感触が感じられます。
強い酸性の温泉は、ぴりぴりとして新しい肌へ修復される作用があります。



資料と共に配布した「温泉の魅力再発見シート」の記入をお宿さんそれぞれに
やっていただき、お客様が欲しい情報を上手に提供できるようになると
温泉の魅力がもっと、もっとアップしそうですね。

かくいう私も、これから温泉に入るときは「温泉分析書」とにらめっこしつつ
自分好みの温泉、「かかりつけ湯」を探求していきたいと思いました。

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