2011年06月13日
2011年06月03日
国清汁のつくり方

具だくさんの国清汁。歴史はなんと、600年!
●国清汁の作り方
【材料(5人分)】
・ダイコン 130g 皮つきのままいちょう切り
・ニンジン 40g 〃
・ゴボウ 1/2本 皮をむいてささがきし、水につけあくを抜く
・じゃがいも(サトイモでも可) 中2個 皮をむいてひと口大の乱切り
・木綿豆腐 1/2丁
・生シイタケ 中くらいのもの3個 短冊切り
・利尻昆布 25g 前の晩から水350mlにつけておく
・かつお節 75g
・干しシイタケ 15g 水350mlにつけておく
・米のとぎ汁 270ml
・調味料(みそ50g、ごま油小さじ2、塩)
●だし汁の作り方
①鍋に昆布を浸した水を入れ、中火にかける。細かな泡が立ち上ってきたら火を止め、昆布を取り出す。
②昆布を取り出した鍋にかつお節を入れ、1分程度煮立ててから取り出す。
③干しシイタケのもどし汁を少しあたためる。
④2と3を米のとぎ汁と合わせておく。
●作り方
①鍋に切った具材(ダイコン、ニンジン、ゴボウ、ジャガイモ、生シイタケ)を入れ、ごま油と塩で焦げ目がつくまで炒める。
②野菜に焦げ目がついたら、あらかじめ沸騰させただし汁を半量入れ、3・4回かき混ぜてなじませる。
③残りのだし汁を鍋に入れ、10分位中火で煮る。
④だしが野菜にしみ込んだらみそを溶き入れる。
⑤豆腐を手でちぎって入れ、ふたをして細火で5分ほど煮込んで出来上がり。
この作り方は国清寺に伝わる正統派。
野菜がたくさんとれるので、1品加えるだけで食事の栄養バランスが良くなりますよ!
伊豆の国市では小学校の給食にも取り入れられているようですね。
隠れた伝統食です。
※6/18-19に日大三島キャンパスで行われる「食育推進全国大会」ではかかりつけ湯ブースで、国清汁の試食を行います!
両日とも先着500名様!ぜひお越しくださいね!
2011年05月31日
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2011年05月09日
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2011年01月20日
具だくさん国清汁!

昆布だしを効かせ、旬の野菜がたっぷり入った、雑味のない味です。
駒の湯さんの国清汁は、国清寺の住職直伝の正統派レシピ。
国清寺と国清汁についてはこちらをどうぞ。
「けんちん汁」はもともと建長寺で出されていた精進料理。
国清汁はその流れを汲む国清寺の精進料理です。
後世、豚肉を使ったけんちん汁は一般に広まりましたが、
国清汁の方は年々作り手が減り、今では地元の保存会の手で
細々と受け継がれています。
この国清汁をかかりつけ湯がブース出展する6月の食育推進全国大会で
一般の人向けにデビューさせようと考えています。
これ、肉を入れない、野菜は旬の物を極力皮付きで使うなど
健康にも配慮していますし、上質の昆布だしが素朴ながら
ピュアなおいしさを出しています。
なんといっても、うちの野菜嫌いの娘が苦手なごぼうも何もかも
全部平らげたんですね。
5月にかかりつけ湯のプレスツアー第3弾を予定しているので、
行政、観光関係者の方もお呼びして試食会をやってみては?
という話になっています。
(吉田先生、栄養分析お願いしますね!!)
最終的には、それを座禅体験と組み合わせたり、
三島西ろく野菜を使ったり、修善寺の黒米のおにぎりと提供したり、
食と文化の体験メニューにまで展開できればと考えています。
夢がいろいろ膨らみます!