2010年03月19日
迷惑なタイワンリス君!

先日の幹事会では次年度活動計画案について意見交換をしましたが、一息ついたところで、伊東のサザンクロスさんから「タイワンリスが増えてしまって困っている」というお話を伺いました。
タイワンリスの画像はこちら(グーグルに飛びます)
たまたま、先日、NHKでも、三浦半島でタイワンリスの被害が増えて対策に頭を悩ましているというニュースをやっていました。三浦半島では、みかんや大根に大きな被害が出ているそうで、取材を受けた農家の男性は「栽培しているみかんの9割(!)がやられた」そうです。そのため、県と農家が協力して金網のわなをしかけ捕獲しているのですが、その数も年々増えているとか。
タイワンリスは、その名の通りタイワン原産の大型のリスで、ペットとして日本に輸入されたものが野生化しました。雑食性で、小鳥の卵まで食べてしまうので生態系への影響が懸念されています。
伊東の例を挙げるまでもなく、伊豆にも外来種の脅威は広がっています。アライグマやハリネズミなども生息していると聞きました。一方で、在来種でも鹿のように増えすぎて樹木や農作物に深刻な被害を出している種もあり、生態系のバランスをとることの難しさを考えさせられます。
こうした野生動物の生態を学ぶことも、生態系を考える一歩になりそうですね。野生動物ウォッチングツアーなども企画したら面白そうです。
Posted by 伊豆見(いずみ) at
14:04
│Comments(0)